真空注型とは?

光造形により作製したモデルをマスターモデルとしてコピーを作る事が出来ます。

光造形モデルから姿取りしたシリコン型に数種類の樹脂を注入して反応硬化させ
射出成形品に近い製品を作る事ができます。

真空注型の特徴といたしましては
・小ロットで、安価に早く試作品から直接複製品を得る事が出来ます。
・内部のボスやリブも一体成形出来ますので、実設計での検証が可能です。
・一体成型ですので強度等も実際に近い状態での検証ができます。
試作段階において多くのメリットを持っています。

主な用途としまして
・試作段階でカラーリング検討用に、複数個同じものがほしい。
・ディスプレイ用に同じものを複数個手に入れたい。
・実装検証用に外装が必要。
など、色々な場合にご活用いただけます。


真空注型の原理

光造形により作製したモデルをゴムで型取りをしてシリコンゴム型を作ります。
この型に真空注型材料を注入し、硬化後に型からモデルを取り出します。

1
マスターモデル作製
光造型機によりマスターモデルを作製します。
2
シリコンゴム型作製
型枠にシリコンゴムを流し込みます。
3
シリコンゴム型完成
シリコンゴム型硬化後、マスターモデルを取り除き
シリコンゴム型が完成です。
4
注型材料注入
分割した型を元通りに合わせます。
注入口より、真空注型材料を注入します。
5
モデル完成
材料硬化後、取り出して完成です。
同手順の繰り返しで、複数個モデルを作製出来ます。


[お問い合わせ]